TwitFiが目指す広告プラットフォームとは?エコシステムを初心者向けに簡単解説

ブロックチェーンゲームを枠を超えて「Web3広告プラットフォーム」という新しいサービスを構築しようとしているTwitFi。
でも実際にTwitFiの何がすごいの??と思っているユーザーも以外と多いはず。あなたも「確かにTweetするだけで稼げるのはすごいけど、数か月でオワコン化するんじゃない?」と思ってたりしませんか?
今回はそんな浅はかな考えをぶち壊す、TwitFiがこんなにも注目される最大の理由について初心者でもわかる形で簡単解説していきます。
ちなみにTwitFiってなに??という方はまず以下の記事を読んでTwitFiを始めるところから始めてください。

TwitFiについて質問があるよ!という方はTwitterコミュの「TwitFi情報交換コミュニティ」を覗いてみてください。
結局TwitFiの何が優れているの??
TwitFiチームは2023年1月前半に「バイラルマーケティングサービス」を開始すると宣言しています。(バイラルマーケティングサービスは↓で解説しています)
これまでのブロックチェーンゲームでは運営がサービス提供者でユーザーがサービス購入者でした。これだとユーザーが増えているうちはいいですが、減少し始めると途端にユーティリティトークン価格は暴落しプロジェクトの魅力が半減してしまいます。

TwitFiモデルではユーザーのTweetが価値を生み出します。TwitFiの広告プラットフォーム上ではユーザーのTweetが商品でありWeb3プロジェクトや企業が対価を支払います。
これによりTwitFiはユーザー以外から収益を得ることが可能になり、「ユーザーが減り始めたら衰退」というBCGの魔のサイクルから脱出することができるのです。
TwitFi広告ではユーザーのTweetが商品となり価値を生み出す。これによりユーザー数に影響されないサステイナブルな運営が可能となる。
バイラルマーケティングってなに??

バイラルマーケティングとはソーシャルメディアなどの「クチコミ」を利用して不特定多数に宣伝を行うマーケティング手法です。
最近は一般的な広告などよりも「インフルエンサーや友人・知人からの情報」で動くユーザーが増えてきています。
実際にあなたがBCGを始める時は「Web2的な広告」ではなく、SNSで流れてきたから、友人から紹介されたからといった理由でゲームを始めているのではないでしょうか。
そういった側面もあり「TwitFi広告」にはすでに50以上の申し込みが殺到しており、Web3プロジェクトやメディア、ギルト(ゲームなど??)がTwitFiのタグ付けを利用して認知を広げようとしています。
「TwitFi広告」に多くの企業(プロジェクト)が申し込む理由は以下のとおり。
- ブロックチェーンに詳しいユーザーへアクセスできる
- TwitterトレンドによりWeb2ユーザーへもアクセスできる
- 現在、最も効果的なバイラルマーケティングを活用したい
TwitFiをやっているユーザーは他のブロックチェーンゲームをプレイしているような仮想通貨・ブロックチェーンに詳しいユーザーがほとんどです。
TwitFi広告を活用すればそのユーザーとその周辺(繋がっているユーザー)へアクセスすることができます。これはブロックチェーン関連プロジェクトにとってめちゃくちゃ魅力的です。
仮想通貨氷河期においてブロックチェーン関連プロジェクトにとって喉から手が出るほど欲しい「クリプトを触っているユーザー」がTwitFi広告で手に入る。➤価値がある。
veステーキングモデルってなに??

TwitFiで近日開始される「veステーキング」は「Voting Escrow」の略で、一定期間トークンをロックするメカニズムのことを指します。メリットは以下のとおりです。
- TWT利確が減るのでトークン価格が安定する
- 投資家マネーがTwitFiエコシステムへ流入する
- 「TwitFi広告」の利益を平等に分配できる
veステーキングは様々なWeb3サービス(DeFiなど)で利用されています。Wombat ExchangeというステーブルコインのDeFiの説明がわかりやすいので参考にしてみてください。
これまでのWeb3プロジェクトでは長期間トークンをロックすることにより、自前のユーティリティトークンを高利率で提供したりしていました。しかしそれでは結局トークンの希薄化が起こってしまうためあまり意味がありませんでした。
TwitFiは「veステーキング」の見返りとして広告プラットフォームの収益の一部を提供するためサステイナブルな運営が可能となります。
「広告プラットフォームの収益」と「veステーキングのシステム」を掛け合わせることでTwitFiエコシステムの安定化が期待できる。
TwitFiが抱えるリスクとは??

とはいえTwitFiにも課題が無いわけではありません。具体的には筆者は以下のポイントについて今後も注視していきたいと考えています。
- 価値の低いプロジェクトを広めると信頼を失う
- 「広告収益」と「売り圧」のバランスがとれるかは未知数
- 海外勢が参入するかどうか
バイラルマーケティングは「ユーザーが本当にいいと思っているもの」をクチコミで広めるところに意義があります。単純な広告よりも信頼している人のクチコミのが信頼できるので威力を発揮します。
もしTwitFiが価値のないプロジェクトの広告を引き受けてしまったら、ユーザー自身の信頼が毀損されるだけでなくTwitFi自体も信頼を失い広告ビジネスが成り立たなくなります。
Twitter上で「鳥どん」さんも以下のようにコメントしています。
BCG業界で一度信頼を失ってしまったら復活するのは難しいです。運営には広告主をしっかり精査してWin-Winの状況を作ってもらいたいです。
海外勢の流入に関してはTwitFi運営も課題感をもっているようです。以下のTweetのように様々な国で展開できるようマーケティングを進めていくとTweetしています。
現在は多くが日本人ユーザーで成り立っているので拡大には限界があるのが現実なのでしょう。今後の海外展開についてはしっかりと注目していきたいですね!
TwitFiの広告ビジネスには責任が伴う。下手な広告主の依頼を引き受けたら一気に信頼を失うので精査が必要。
バイラルマーケティングが始まるとこうなる!
これは完全に筆者の予想(願望)ですが、TwitFi広告(バイラルマーケティング)サービスが始まると以下のように状況は変わっていくと考えています。
- 一社目の広告で有名どころを持ってきてTwitterトレンド入り
- 広告主は大きなインプレッションを獲得し、ビジネスが伸びる
- 「TwitFi広告」の威力が認められ、さらに多くの(数百社)の応募が殺到
- TwitFi自体の認知も広がり新規ユーザー流入
- 広告収益がかなり増加し、TWT利確よりもステーキングのが稼げる状況に
2022年12月31日現在、仮想通貨業界は氷河期と呼ばれるほど苦しい状況が続いています。
多くの素晴らしいブロックチェーンゲームも新規流入者が伸び悩み苦境に立たされています。
TwitFiの広告プラットフォームモデルはこの苦境を乗り越えられるような全く新しいWeb3ビジネスモデルです。
「TwitFi広告」が始めるとポジティブなエコシステムが回り始める。あなたのTweetが価値を生み、TwitFiエコシステムをサステイナブルにします。
まとめ

今回はTwitFiが新しく始める広告プラットフォームの「バイラルマーケティング」と「veステーキング」、そしてそれらが生み出す価値について紹介しました。
これらのシステムは出せば必ず成功するものではありません。もちろん信用の失墜などのリスクもあるので注意は必要です。
しかしWeb3が長年苦しみ続けてきた負のスパイラルを覆す可能性を秘めていることも事実です。
みんなでTwitFiを盛り上げながらこの新しいエコシステムを育てていきましょう!!