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【TwitFi】Breeder NFTは成功するのか?2つのキーポイントを紹介

Koba

2023年5月27日にTwitFi運営からBreeder NFTのシステム変更がアナウンスされました。

エコシステム変更の要点は以下の通りです。

  • Breeder NFTにはレベル(1~10)があり、レベルが上がるにつれて新しいBreederのMintとレベルS鳥の作成が可能になる
  • Breederにはレジェンド・エピック・レア・アンコモン・コモンの5種がある
  • Breeder NFTはクエストを完了することでXPを獲得できる
  • レベル5以上のBreeder2体を保有することで新しいBreederをMintできる
  • BreederをステーキングするとTGTをマイニングできる(レベルと種類によって異なる)
  • BreederにはHPという概念があり、TGTのマイニングに影響する

本記事ではBreeder NFTがTwitFiエコシステムに与える影響と参入するべきかどうかを考察していきます。

Breeder NFTがTwitFiエコシステムに与える影響

前回のBreederに関するアナウンスでは「レベルなし」「レア度なし」「稼げるTGTは固定」だったので大幅な変更と言って良さそうです。

Breeder NFTがTwitFiに対し以下の影響を与えると考えられます。

長期的な影響

  • Mint難易度の上昇によるBird NFTの減少
  • Bird NFTの減少に伴う売り圧の低下とTWT価格の上昇
  • エコシステムが複雑化し、それに伴い稼ぎ方が多様化する

短期的な影響

  • S鳥MintによるTWTのBurnと価格上昇
  • TGTマイニングが広告になり、新規ユーザーが参入

初期のBreeder NFTのシステムでは買って終わり。保有している人しかMintできないし、稼げるTGTも固定。

Koba
Koba

TGTインフレ起こして終わるのでは?というのが率直な感想でした。

今回はBreederのレベル上げやMintにTGTが必要になるそうなので多少Burn要素が加わりました。

HPシステム導入でTGTのEarn量は運営がある程度調整できるようになっているので、過度のインフレは起こりにくくなっていると言えるでしょう。

しかし裏を返すと「ユーザーがTGTで利益を上げにくくなっている」ということ。TGTの売却益狙いでBreeder NFTを購入したとしても大した利益を上げられないどころか、損失を抱える可能性もあります。

TwitFi運営はZ国ローンチ後に度重なる改悪をしてエコシステムの「たこつぼ化」を実践しているのを忘れてはいけません。

STEPNエコシステムに似ている

私は今回の変更点を確認して「なんだかSTEPNに寄せてきているな」と感じました。

TwitFiSTEPN
MINTTWT/TGTGMT
HP回復TGT赤Gem
NFT 購入ETHGMT
EarnTWT/TGTGST/GMT
ギャンブル要素S鳥進化虹靴

現在STEPNのエコシステムが安定しているのはガチ勢が虹靴・エンハンス・Gem割を実行し大量のGST・GMTを消費してくれているからです。

ユーザー数の増加が止まっている状況では「一部のガチ勢」が多くのトークンを消費することによってエコシステムを安定(ユーティリティトークンの維持)させることになります。

以下はSTEPN B国のユーティリティトークンであるbGSTの価格推移です。半年間ずっとヨコヨコです。TwitFi B国とは大違いです。

TwitFiがSTEPNのように安定するためには2つの要素が絶対に必要です。

  • エコシステムを回す大口ユーザー
  • 成功すると大きく勝てるという事実(虹靴やダブルエンハンスなど)

その点に関してTwitFiではどちらも不十分というのがkobaの見解です。

「Breeder NFTすげぇ!皆さん何体購入しますか!?」といった声も聞けませんし、Breeder NFTで作成できるレベルS鳥も下落基調の「TWT」を大きく稼げるだけです。

「レベルS鳥は特定のTGTプールで独占的に稼ぐことができ、初期は1日100万円稼げる」くらいのことをやらないとユーザーは熱狂しないでしょう。

TwitFi運営はユーザーの声を聞き前向きに改善を繰り返している

今回のBreeder NFTエコシステム変更は運営の前に向き前進しようとする意図を感じます。

B国は壊滅的に下落していますが、運営は復活を諦めていないようです。

Koba
Koba

多くのGamiFiではトークン価格の下落が続くと「打つ手なし」という感じであきらめてしまうことが多いですが、TwitFi運営はエコシステムを安定化させて運営もユーザーも勝たせる方法を模索していく意志があるみたいですね。

ただしエコシステムの構築には「新規ユーザーの参入」か「ガチ勢の存在」のどちらかが必要です。Z国のたこつぼ化でプロジェクトの信頼を大きく毀損してしまっているので、ユーザーが想定通りに動いてくれるのか怪しい部分もあります。

Breeder NFTのシステムをいくらこねくり回しても、ユーザーが魅力を感じて熱狂しないのであればエコシステムは何も変化しません。

TwitFi SKYが無くなった時点で「全員が勝つ」というシナリオは消滅しているので、「一部のユーザーが多勝ちする」というSTEPN仕様のエコシステムにスッパリと転換して「ガチ勢の熱狂」と「新規ユーザーの参入」を生み出す必要があります。

運営にはBreeder NFTの変更にとどまらず、さらに思い切ったシステムの改革を期待したいです。

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