TwitFiのアップデートまとめ|急速に進む広告プラットフォーム化

Tweetするだけで稼げる「TwitFi」が痺れるアップデートを連発しています。
Twitterで運営をフォローしているだけでは流れが早くて見逃しちゃいますよね!?
今回は2022年12月25日~26日に起こったアップデートで何が変わったのか、変更はポジティブなのかネガティブなのかを解説付きでまとめていきます。
TwitFiって何??という方は最初に以下の記事を読んでみてください。

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Openseaの不正対策

Openseaにて販売できないはずのBaby Birdが販売されているといった不正行為が発生していました。
さらにたちが悪いのがBaby Birdがスワンなどの他の形態をしていて間違って購入してしまうユーザーが存在していたこと。
しかし運営の対応は迅速でした。
- 12/24 12時17分(pm)Openseaでの取引停止をアナウンス
- 12/25 12時44分(pm)Openseaの問題を解決したことをアナウンス
- 回収中➤間違って不正NFTを買ってしまったユーザー対応も実施
Openseaでの売買を止めてしまうということはNFTの流動性が低下してしまいトークン価格の下落にもつながりますが、迅速に決断しわずか1日で対応を完了したのは素晴らしいの一言。
以下の図のように回収期間は大きく下落していますが、まずは1番の問題を適切に解決してくれました。

Openseaの不正対策という難しい対応を1日でやりきった。TWTが下落する難しい局面だったがその後しっかりとリカバリーしてくれた。
レアたまごセールの実施

Openseaの問題が解決したと思ったら、すぐさま運営は動きました。
レアたまごが大量に購入されていたことにより1つあたり0.16ETHを超える価格まで高騰していたので、レアたまごのセールをアナウンスしました。(セール前は時価2万6000円ほどでした)
レアたまごセールでは価格は0.98ETHで初期の0.1ETHよりも安く提供し、「ハト」の出現率を10%向上させることにより大きな需要を生み出しました。

一時0.077USDまで下落していたTWTはこのアナウンスにより(レアたまのバイバックの影響もあって)、0.115USDまで一気に回復しました。
運営は新規参入者が少ないと判断したらすぐに適切な施策を実施した。レアたまごセールの効果は素晴らしくTWT価格は一気に回復した。
ミステリーバスケットの内容改善
運営の打ち手は止まりません。同日12/25にはミステリーバスケットの内容を改善しています。
もともと60%は上振れする内容でしたが、さらに改善して損するのはクスリ1個(30%)の場合のみ。残りの70%は費用以上に利益を上げられる内容となりました。
各種利用状況を見て適切に確率を変更して対応している。
広告プラットフォームに関するTweet
個人的に最も素晴らしいと思っている施策・Tweetです。
運営はこのTweetで以下のことをユーザーに伝えています。
- もうすぐ広告プラットフォームとして機能しますよ
- 結果としてTwitFiはユーザー以外からの収益を得るようになります
- TwitFiは一時のTweet to Earnではなく長期運営が可能になります
- すでに複数からオファーがあり、このプロジェクトは需要があります
こんなのもう期待するしかないですよね!?
TwitFiはユーザー以外から収益を得られる見込みが立った。企業の広告を「ハッシュタグ」で請け負うことにより収益を得られるようになることを暗(明らか??)にTweetした。
ウイルス感染率の調整

1Tweetから599Tweetまでのウイルス感染率を1%ずつ上昇させる変更を行います。(12/27 11pm)
恐らくゲームバランス的にウイルス感染が少なく「クスリ」が値崩れを起こしていたからでしょう。(もちろんBird NFTが長生きしすぎてしまいエコシステムに悪影響があったとも考えられます。)
以下が以前のウイルス感染率です。

ユーザーにとってネガティブな改修も躊躇せずに行う。エコシステムを最も重視しており、長期目線のTwitFiユーザーにとってはポジティブである。
Medicineの必要数量の変更

もともとは1回ウイルスに感染したら1つのMedicineを使用すれば改善していましたが、改修後にはレベルAで3つのクスリを、レベルBでは2つ、レベルC-Eは1つといった形に変更となりました。
あまりにもレベルAが稼げてしまうことは多くのユーザーにとって面白くないですし、レベルA保有ユーザーがTWTを換金することでトークン価格が下落しプロジェクトの魅力を定価させることに繋がります。
スワンレベルA保有者にとってキツイ回収ですが、ゲームバランスのためには仕方ないと考えるべきでしょう。
ゲームバランスを考えて常にバランスをとるための改修をしてくれている。スワン保有のメリットは若干低下した。
稼いだTWTのロックされる割合の変更

もともとはすべてのレベルにおいて稼いだTWTの50%がロックされて1か月間は引き出せなくなる仕様でした。
ここに関しても運営はメスを入れて、レベルAでは70%がロックされ、レベルBでは60%がロックされるように変更となることになりました。
この変更からレベルAスワンの売り圧がかなりTWT価格を押し下げていたことが推測できます。
この迅速な改定により売り圧が減少しトークンエコシステムがよりサステイナブルなものとなりました。
さすがにレベルAスワンは稼げ過ぎていた。70%がロックされることによりTWTの売り圧は大きく改善される。
レベルAスワンの稼げるTWTの減少

SwanレベルAは1回のTweetで460TWT稼げるため、1日に22080TWT稼げることが話題となっていました。
しかしあまりにも稼ぎが大きすぎるということでレベルAスワンが狙い撃ちで弱体化されることになりました。
更新後のレベルAスワンの1回のTweetの稼ぎは420TWTと40TWT減少します。(1日1920TWT)
やはりレベルAスワンは稼ぎが多すぎる!ということで1Tweetの稼ぎもダウン。兎にも角にも運営はトークンエコシステムの安定を重視している。
ミステリーバスケットの出現率改善

ミステリーバスケットの獲得確率がレベルE-Cは1%、レベルB-Aは2%上昇します。

思ったよりもミステリーバスケットが出現しなかったため、ミステリーバスケットイベントが盛り上がらなかったことが原因かもしれません。
Bird NFTの保有数が多ければ多いほどミスバの獲得確率は上がりますが、少数しか保有していないユーザーはほとんどミスバを手にすることが出来ず盛り上がりません。
さらにミスバはトークンの売り圧に関与しないため運営もポジティブな改修がやりやすいのでしょう。(出し過ぎるとOpenseaの価格が下落するが、今回レベルAとBのMedicine必要数を増やすことで帳尻を合わせている)
トークンエコシステムに悪影響を及ぼしにくいミステリーバスケットは出現確率を高めている。ミスバを開けることで750TWT消費されるのでTWTの売り圧は減ると想定される。
運営によるTWTの買い上げ

今回、多数の仕様変更が行われたことの対するユーザーへの補償として「TWTの買い上げ」が行われる。
多くのX to Earnプロジェクトを見てきたけど「詫びトークン」をしてくれるプロジェクトは多くないですね。
TwitFiの運営はユーザー感情を考慮してTWTの買い上げを宣言している。一部、改修により不利益を被る(レベルAスワン保有)ユーザーへも配慮している。
ゲームの発展性|Bird NFTの詳細情報

Bird NFTに以下の特徴が付与されていることがアナウンスされました。
- 性別
- 生息地
- 鳴き声
現在はこれらの特徴はゲームに盛り込まれていませんが、今後のゲーム開発に応じて利用していくとのことです。
ゲームデザインはシンプルなドット絵だがゲームの展開は綿密に練られている。
トークンロック期間と出金手数料

運営はTWTトークンのロック期間を1か月から3か月へと延長することをアナウンスしました。さらに引き出しにかかる費用は一律100TWTから「50TWT+引き出し量に5%をかけた額」に変更されることになりました。
20000TWTを引き出す場合、「50TWT+20000×0.05」となり1050TWTとなります。けっこうエグいですね、、、
まとめ
今回はTwitFiのアップデート内容についてまとめました。
今回のアップデートに関して筆者が感じた印象は以下のとおり。
- 運営はエコシステムのバランスを保つために様々な仕掛け(数値)を用意していた
- 運営の目的はエコシステムの安定であり、短期的な儲けではない
- ユーザー心理も理解しており、バランス感覚に長けている
- 運営は「ツイ廃」の可能性が高くユーザーが求めるTweetを理解している(笑)
正直なところOpenseaのトラブルの際にはひやひやしましたが、結果として終わってみれば運営への信頼はうなぎ上りに高まっていきました。
今後の展開に期待大です!!