ビットコインに関する状況まとめ|これまでとこれから

ここでは仮想通貨の王様であるビットコインの特徴や歴史、これからの展望について紹介していきます。
ビットコインは実体を持たないバーチャルなお金であり、ブロックチェーン技術により分散型ネットワークで管理されています。
どこの国の人にも多少の手数料を支払えばスマホ一つですぐに送金できますし、投資家の間ではデジタルゴールドと言われて次世代の黄金としてもてはやされています。
だけど仮想通貨ってなんだか怪しそうだし、ちょっととっつきにくいイメージがありますよね。
ここではできるだけかみ砕いてビットコインについてわかりやすく紹介していきます。
時価総額

この記事を書いている2023年1月24日時点でビットコインの時価総額は56兆円。仮想通貨の中では2位のイーサリアムを突き放して堂々の第一位です。
世界有数の米国株ETFであるVOO(S&P500に連動する株式パッケージ)の時価総額が100兆円ほどなので、いかにビットコインが評価されて伸びてきているかがわかると思います。
以下のチャートはビットコインの時価総額の推移を表しています。

2021年10月には130兆円ほどまで時価総額が高騰していました。(一方で2020年の時価総額は10兆円ほどだったので落差の凄まじさがわかると思います。)
ビットコインは歴史的に大きく上下しながら、その時価総額を増やしてきました。
現在は時価総額65兆円ほどに甘んじていますが、今後は過去の130兆円を超えてくると私は考えています。
ユーザー数

Dune Analyticsというサイトで確認するとビットコインを保有するアドレスの数は1200万Walletほど。
国連の「World Population Prospests 2022」では世界の総人口が80億人を超えたことが公表されています。
つまり現在ビットコインを保有している人は世界人口の0.15%にしか満たないということ。超アーリーアダプターということです。
これからの未来、日本円のような法定通貨はどんどん人気が無くなっていき、ビットコインをはじめとした仮想通貨が世界中で主流になっていくはずです。(USDTのようなステーブルコインも使われるでしょう)
つまり今からビットコインを保有しておくのは全然ありだということです!
2022年のビットコインの下落

2023年1月24日時点のビットコイン価格は294万円ほど。2021年10月には750万円まで上昇していたので、価格は39%ほどになっているということに。
過去を振り返ると2022年3月にはアクシーというブロックチェーンゲームのハッキングにより700億円の損害が発生したり、2022年11月には海外取引所であるFTXが破産したりしました。
2022年は次々と仮想通貨に関するネガティブな事件が発生していたので、ここまでの価格下落もやむなしといったところかもしれません。
しかしビットコイン自体の可能性、価値に変化があったわけではありませんので、再び価格が上昇する可能性は非常に高いと考えています。
国際通貨としての側面

現在世界中で流通している法定通貨(日本円やUSドル)は基本的にその国でしか使うことが出来ません。(日本でドル札を出しても使えませんよね?)
IT技術により国と国の垣根がどんどんなくなっていっている状況で国ごとに使える通貨が異なるのは非常に不便です。
世の中は不便なものは排除されていき、新しい便利なものに置き換わっていくものです。ビットコインなどの仮想通貨は国に管理されていないから、どこの国でも同じように使用することができます。
個人的に今後は電子マネー決済のように「チャリーン」と仮想通貨で支払いができ、海外のショッピングも仮想通貨決済が当たり前の世の中がくると考えています。